Roundabout Motorcycles ラウンドアバウト モーターサイクルズ

兵庫県 姫路市 トライアンフ TRIUMPH 英車 バイク

アルミがサクサク

50年代のバイクだと生産からもう60年ぐらい経過している。T140とか比較的新しいと思っていたら、うっかり40年ぐらいは経過しております。アルミの鋳物はヒートサイクルを繰り返して酸化しまくりで地味にサクサクになってきております。

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アリエルのクランクケースのカバースクリュー部分を全てヘリサートしてみました。かろうじて生きている部分もあったのですが、もはや時間の問題だろうと思い、結局合計で11発ヘリサートしました。このあたりの戦前車になってくるとマジでアルミがサクサクです。ケースの合わせ面も歪みたおしており、カバーも歪んでいるのでヘリサートの加工もずれないようにするのがかなり難しいです。最終的にカバー側も少しいじって何とか完了。なかなか苦労しました。

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先日、汚いなーとか言いながら洗浄していた当店で私が勝手にじわじわと組んでいる70年のボンネですが(一応は売り物です)、アイドラーシャフトがほんのりユルい以外は程度は極上です。しかしこのクランクケースもあと何十年か経てばアルミがサクサクになってしまうのかなとチョット思ってしまいました。
形あるものはいつかは崩れ去るのですが、そろそろハリスがクランクケースとか作らないとマズいのではないかと思います。ユニットはまだいいですが別体はマジで作ったほうがいいかもしれません。

クランクシャフトはさらに急務で650のまともなヤツがかなり無くなってきております。メインベアリング部が減っていてローターキー溝も破損して更にリグラインドも限界間近みたいなやつは修理するより新品があれば交換してしまったほうが安くつきそうな気がします。

精度はともかくとして、クランクケースが販売されているハーレーが少し羨ましかったりします。あるだけマシってことですよ、ホントに。


  1. 2017/02/07(火) 21:02:09|
  2. 修理
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気づけば脱線してます

そんなつもりじゃなかったのに、気が付けば全然違う作業をしている。そんなことが日常的によくあります。別に作業中に頭がおかしくなって違うことを始めだすとかそういうことではなく、バラすと想像以上に各部が酷かったりしますよってことです。

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タイヤ交換のつもりがホイール外すとホイールベアリングが終わっており、タイヤ交換するよりベアリング交換のほうがはるかに時間がかかってしまったということはよくありがちな話です。ガタが出ているというレベルをはるかに超えたところにある錆だらけのベアリング、危険極まりない。
トライアンフのフロントホイールは57年に7インチフルワイズが登場してフォークの下側でクランプするタイプになります。以降大体似たような作りなのですが、片方のベアリングがフリーでテキトーにどの位置でも決まってしまうという構造ゆえにシャフト自体が減りやすように思います。シャフトが減っている場合はベアリングを新品に交換しても減っているシャフトとベアリングの間でガタが出てしまいますので、ベアリング交換の際はシャフトも要チェックです。ちなみに57年の8インチは片ハブなのですがフォークのボトムでクランプするタイプでワンイヤーオンリーの作りです。このタイプのアクスルシャフトは現在のところリプロがないので、シャフトが減っている場合は非常にめんどくさいことになります。恐ろしいことにパネルも57年だけ違うということで。

画像のベアリングプーラーは一流メーカーのものでクソ高いのですが、各部ノーダメージでベアリング交換が出来てしまうゆえに重宝しております。プロ向けのスペックなので工具自体が壊れてしまうということも今のところはありません。さすがは高いだけのことはある。

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フロントがダメということはリヤもダメということで。フロントよりはだいぶマシですが、ダメなものはダメなので交換。
コニカルハブのリヤは実は二種類あり、左側のロックリング部分の形状が違うというのはマニア向けのお話だったりします。SSTも通常やつでは合いませんので、当店は愛情ゆえにソレ用の専用工具を作りました。

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そしてブレーキシューの組み方が間違っております。マニュアルには向きがきちんと載っているのですが、そんなことはお構いなしでこんなことになってます。誰が組んだのか知りませんということはなく実は知っていたりするのですが、基本的にバイク屋という職業はリーディングトレーリングの概念がないアホでも出来る職業なので、大事な自分のバイクがいつのまにか滅茶苦茶にされてしまうということがよく起こります。私的には世の中の半分以上のバイク屋が信用できませんので、当店が半分以上のところに入っているかどうかは別として、簡単にバイク屋を信用しないようにしましょう。

当初やる予定以上の作業になってしまい、結果料金が高くついたということがよくありますが、クラシックバイクはお金がかかる乗り物だということは近年常識になったきたりしておりますので覚悟してお乗りください。






  1. 2017/02/05(日) 21:34:34|
  2. 修理
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たまにはチェックしてください

エンジンオイルに関しては皆さん忘れないように交換すると思いますが、その他のオイルが意外といい加減になってる車両も多いと思います。

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ミッションのオイルを抜くと水少々と白濁したギヤオイルが。長らく放置していた車両や雨の中を何度も走行した車両は要注意。あと冬場によく乗る場合は結露などでも水分が混じってくるので気をつけましょう。

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クラッチケーブルの取り出しのところなんかはブーツが破れているやつもありますし、そもそもブーツもたいしたことなかったりしますので、水が入りやすかったりします。クラシックバイクはホースで水をぶっかけて洗車してはいけないというのはこのあたりに理由があります。いたるところの防水性能が甘々なので油断なりません。

その他、プライマリーにもフォークにもオイル入ってますし、水分が混入しやすいところなので、たまには交換が必要です。プライマリーに関してはしょっちゅう交換してもいいぐらいですね。別体の場合は特別な加工がされていない限り、プライマリーオイルとミッションオイルは出続けてますので油量のチェックも怠らないように。
特に、車検はいつもユーザー車検って方はエンジンオイルばかり気にせずに他のオイルも気にしてください。

*当店にオイル交換や車検入れていただいてる車両に関しては、車両をみて勝手に私が交換してますのでご安心くださいませ。




  1. 2017/01/17(火) 21:34:34|
  2. 修理
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2017年始動

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
うっかり挨拶が遅くなってしまいました。

さて、こんな仕事をやっておりますと、新品のパーツに加えて中古のパーツなどを買ったりすることがよくあるのですが、これが意外と難しくて、パーツ眼力高めの私でもたまにハズレを引いてしまったりします。
元々そんなに期待していないので、ハズレでもしゃーないかなーぐらいで買ってはおりますが、出来ればハズレは無いほうが良いように思います。

最近買った中古パーツをご紹介。

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左:オイルタンク *程度上 70年以降の容量が最もデカいオイルタンクですが、微細な凹みがある以外は良好。ステー部分はお約束のクラックがありますが、クラックがないほうがおかしいので問題なし。どうせ直すし。なぜか内部にオイルまみれのゴキブリが死んでいましたが、アメリカンジョークってことで。

真ん中:フォークのボトム *片方不良 画像だけで69年のボルト穴がUNFのフォークだと判断出来れば相当な変態です。片側は致命的に使えずゴミでした。片側が使えるだけでも良かったじゃないか!と自分に言い聞かせる以外、夜ぐっすりと眠る方法は存在しません。

右:ステム *程度まあまあ スレッド部分を目立てやすりで修正すればいいセンいってる。ステム調整ナットが緩い状態で走っていたのか、ちょっとそんな痕跡がありましたが使用に問題ないところなのでドンマイレベル。

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左:5速ミッションコンプリート *程度最高 高年式のものをわざわざ狙っていったので酷使されたような感じはなくドッグなども良好。組んでみるとおかしな症状が出るかもわかりませんが、組んで乗ってみるまでわからないので出たとこ勝負。日頃の行いで運命が分かれるところか。

右:71年ヘッド *程度最高 ヘッドの見極めはわりと難しいのですが、コイツはアタリ。全てのネジ山問題なし。バルブシートも問題なし。バルブガイドはどうせ交換するのでどうでもよし。

ってな感じでちょくちょく中古パーツを買っては一喜一憂しておりますが、失敗するたびにまだまだ修行が足りんな、とか思います。
そんな若輩者の私がやっている、いつまで続くかよくわからない当店ですが、今年も何卒よろしくお願いいたします。



注: 基本的には当店で使用するパーツです。単体での販売はやっておりませんので悪しからず。



  1. 2017/01/10(火) 22:14:44|
  2. パーツ
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年末年始営業日のお知らせ

年内は30日まで、年始は5日からの営業となります。29日と30日は少し早めに閉める予定です。
よろしくお願いいたします。

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  1. 2016/12/26(月) 21:16:08|
  2. お知らせ
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Author:Roundabout
兵庫県姫路市にてトライアンフを中心としたクラシックバイクを展開。

〒670-0049
兵庫県姫路市元町113-1 
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定休日 水曜日

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