少し前に入手したオートレースで使用されていたというコンセントリックMk1を検証してみました。生まれも育ちも兵庫県なのでオートレースというものには馴染みがないです。50年代には園田にオートレース場があったらしいですが(数年で閉鎖)、昔過ぎてよくわかりません。というよりSMAPの森クンが選手に転身するまで存在そのものを知りませんでした。グラッドストーンで修行していた時に、一度興味本位で浜松オートに観に行ったことがあるのですが、爆音とバイクのかっこよさに度肝を抜かれました(観に行っただけなのでギャンブルはしていません)。

左が通常の932、右がオートレース用の932。一見どちらも同じに見えます。

画像ではわかりにくいですが、内径が1ミリ拡大してあり33ミリになっています。1000シリーズ一歩手前。


スライドにボルトがさしてあります。スロットルストップスクリューは切断されて単なるフタに。レースではアイドリングは無視です。

メインジェットが加工されており、ミクニのジェットが付いています(ジェットもいっぱい入手しました)。全長も違いますね。

ドレンプラグはソッコーでジェットが交換出来る仕様。バンジョーがシブい。ネジ部は1/4BSP。
当時の選手達の速さに対する情熱が随所に見られます。機会があれば何かに取り付けてみたいなとは思いますが、それなりにチューニングしたバイクじゃないと意味がないし、それどころか一生セッティングが出んかもしれませんね…。
- 2013/06/21(金) 19:44:34|
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