Roundabout Motorcycles ラウンドアバウト モーターサイクルズ

兵庫県 姫路市 トライアンフ TRIUMPH 英車 バイク

そろそろやめにしてくれないか

修理中、昔ながらの修理があちこちから出てくるのが英車の修理ではお決まりパターンです。
確かにモノが無かった時代、情報が無かった時代においてはある程度は仕方がないと思いますが、「えらく簡単にあきらめてしまったのね」と思うようなところや、「モノがなかったとしてもそこはちゃんとしとこうや」とか思うところもたくさんあります。、著名な方がオーバーホールしたエンジンとかも分解したことありますが、「ん?」みたいな感じでした。
私の仕事がパーフェクトだとは全く思いませんし、ミスも当然ありますが、少なくとももっと良くしようというという努力は毎日していますので前回より今回、今回より次回と、どんどん良くなっていっているようには思います。

P1040237.jpg
昔ながらの修理はクランクやケースをハンマーでどつきまわしたりというやりかたですが、本当にそういうのはもうやめにして欲しいと思いますので、ちゃんとSSTを使用して分解しましょう。いまだにハンマーで叩いている人もいるでしょうが、SSTが無いなら作れ、作らんなら分解すんなってことです。

P1040234.jpg
ダイナモを抱くところになにかの帳尻合わせのために紙がはさんでありましたが、アースが取れませんよということです。こういうのはね、昔ながらの修理という以前にダイナモの原理を理解していないというか電気知識がないというか、非常に残念に思います。よく電気は目に見えないから難しいとか言いますが、配線まで見えないわけではないし、配線図が見えないわけではないし、サーキットテスターが示す値まで見えないわけではないように思います。

P1040268.jpg
ダイナモスタッドのところ、いとも簡単に穴を拡大してくれて肉薄になっておりますが、勘弁して欲しいです。

P1040263.jpg
貫通したらダメなところは、気が付いたら直しておきたいところです。

P1040270.jpg
オイルジャンクションスタッドが全ネジとかクランクケーススタッドが全ネジとかも余裕であります。何故なのか。

P1040239.jpg
簡単にポンチ打つのはよせ。

P1040240.jpg
最近、この店は野良猫の通り道になっています。


当然ですが、今はモノも情報もかなりあります。

昔ながらの修理、神様修理、今もまだどこかでやられているなら、マジでそろそろやめにしてくれないか。
貴重なトライアンフがダメになってしまう。






  1. 2015/09/22(火) 22:28:27|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

皆さんが思っているより大変です

ここんとこ夜に出かけたりすることがあったりで帰宅が12時を超えていたりしており、全くブログが書けておりませんでした。というか書く気力が皆無だったので書いていなかったとも言います。

P1040256.jpg
皆さんが思っているよりも一台一台の具合が悪く(別体は特にね)、一台一台の作業もとにかく時間がかかります(別体は特にね)。
タンクとかね、外したら逆の要領で付ける時もすんなり付くと思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。すんなり付くのは、一回私がすんなり付くように調整したやつだけです。
マフラーとかね、付いてたやつを付けるのはわりとすんなり付きますが、新しいのを取り付けるときはすんなりいきません。フルエキゾーストで新品に交換とかだと1時間とかで付かない場合が多いです。
つまるところ、修理というのは必ず部品の交換をすることになり、その新しいパーツをつじつまが合うように取り付けるのが恐ろしく時間がかかり、かなりのスキルが必要になるということです。

国産車だとこういうことはないそうですが、とにかく英車はネジ一本から油断できないというのが現実です。
現在、少々立て込んでおりますが、随時進めていきます。決してサボっているわけではございません。




  1. 2015/09/20(日) 23:28:35|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

不在のお知らせ

9月14日火曜日は終日出かけているため店のほうは不在になります。
よろしくお願いいたします。

$(KGrHqF,!osE63YPy-wiBO1CSwVjP!~~60_12




  1. 2015/09/14(月) 17:07:22|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0

TRIUMPH RIOT 5th

TRIUMPH RIOT 5th のお知らせが KAZ さんから届きましたのでお知らせしておきます。

P1040227.jpg
今年も例年通りに山中湖で開催されるようです。

P1040221.jpg
でかい紙のやつはせっかくなので目立つように入り口に貼っておきました。気の利いたテープがないので剥がしやすいマスキングテープで。

P1040220.jpg
もう一枚はトイレのドアに貼っておきました。協賛品は何か探して送っておきますが、あまり期待しないでください。

P1040151.jpg
最後にKAZさんへのメッセージ。
やはりスロットル部分はご忠告のように削らないと入りませんでした。軽く一時間ぐらいは削ったかな…。
でもなんとか入ったから良し!!
 


  1. 2015/09/10(木) 21:15:47|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0

T140

ハリス750の腰上とその他諸々の修理が完了しました。100キロ以上は慣らし運転しましたが、シートが純正ではないのとナイス!サスでケツ痛しといったところです。

P1040218.jpg
味わいはそのままな感じでいっておりますが、内容は随分と良くなりました。点火時期メチャ早かったのでそこらも調整しておきました。

T140系の腰上には650系から脈々と継承してきた欠点が一箇所、T140系ならではの欠点が一箇所あります。そのあたりもスペシャルにやっております。その欠点を克服せずに組み込んでしまうのは腰上をO/Hする意味がございませんので、勝手にコチラで良かれと思って作業しております。

現在、750で入手可能なピストンは圧縮比がハイコンプ8.6とローコンプ7.4の二種類あり、今回はパンチ重視でハイコンプでいっております。当然、振動は若干増えたりしております。7.9が個人的には好きなのですが、絶滅したので仕方ありませんね。
遠い将来、次のサイズへのボーリング時はローコンプにしないとハイコンプでは振動が多すぎてア○ルをやられますのでご注意ください。


  1. 2015/09/08(火) 20:54:34|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

リスク

当店は賃貸でこの店舗を借りているわけですが、先日、この店舗の持ち主の方(普段は関東方面にお住まい)がひょっこり尋ねて来られ、「何か困っていることとかあったらいつでも仰ってくださいね」 と言われたので、「生まれてこのかた、ずっとお金には困っています。あと、福山雅治みたいな顔になりたいのですが何とかなりませんか」 という言葉が危うく喉元まで出かけました。ギリギリのところでグッとこらえて 「いや、特には無いです」 と言ってしまった私は相当な偽善者です。


さて、世間的にはトライアンフもかなり認知されているようですが、かっこいい乗り物、人と違った乗り物に乗るということはそれなりのリスクが伴うものだと常々思います。

P1040207.jpg
修理と調整のためにタイミングカバーを開けてクランクを回しているとアイドラーギヤがどんどん飛び出してくるので、何かおかしいと思いながらアイドラーギヤを押さえたもののシャフトごと偏芯しながら抜けてくるので、意を決して外してみました。

P1040203.jpg
ガッデムマザーファッカーとはこのことです。ミラクルポンチ攻撃されており、穴は楕円に5/100以上は拡がっています。こうなってしまってはこの状態でケースを分解せずにオーバーサイズのシャフトを入れるのは愚行以外のなにものでもありません。入庫時にエンジンを始動した時に「やけにノイズが多いな」 と感じましたが、きっとギヤのバックラッシュが回転中に変化しまくっていたのではないかと思います。

見て見ぬフリを決め込んで何事も無かったかのようにカバーを閉じるか、全分解してキッチリ直すかの二者択一です。機械が勝手に直るというのはまず有り得ないので、前者の場合、これ以上乗るのは禁止です。多分ひどくなる一方ですし、最悪の場合はケースの破損にもつながります。
ただ一つ確かなことは、このクランクケースが左右マッチングでフレームともマッチしている貴重なケースということです。こういう修理をしてあるということは他にもダメなところがたくさんありそうですが、このクランクケースを生かすも殺すもオーナー様の気合次第です。私はアドバイスとオーナー様の意向に沿った修理しか出来ませんので。

P1040215.jpg
ケースマッチを調べていて更に余計な発見をしてしまいました。このクランクケース、合わせ面に紙ガスケットが挟んであります…。

旧い乗り物は本当にリスクを伴います。そのリスクを上回るカッコ良さはありますが、見た目だけでトライアンフに乗ろうと思っている方は、厳しいことを言うようですが新車を購入したほうが賢明かと思います。

クラシックバイクは覚悟して乗れ!ということです。









  1. 2015/09/06(日) 21:19:42|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

プロフィール

Roundabout

Author:Roundabout
兵庫県姫路市にてトライアンフを中心としたクラシックバイクを展開。

〒670-0049
兵庫県姫路市元町113-1 
元町西ビル104

営業時間11:00~20:00
定休日 水曜日

電話&FAX
079-227-2871

メールアドレス
roundabout@gaia.eonet.ne.jp

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (9)
準備 (7)
修理 (85)
バイク (15)
ガッデム! (3)
作業 (87)
お知らせ (73)
イベント (21)
その他 (24)
戯言 (23)
パーツ (16)
FOR SALE (6)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR