RUSTLESS前田氏よりフリーペーパーが届きました。


今回もカッコイイ内容になっております。店頭においてありますので欲しい方はお店に寄ってください。たくさんありますのでどんどん持って帰ってくださいね。過去の分もありますのでそれもどうぞ。
- 2015/07/25(土) 21:25:16|
- お知らせ
-
| トラックバック:0
-
A10の依頼されていた箇所の修理が概ね終了したので、試運転がてらお客さんのガレージ寄ってみたところ、丁度その他の所有しているバイクの手入れをしていたので、ブログネタにと撮らせていただきました。

英独伊とバラエティに富んでおりますが、どれも今や貴重です。マーニの400はあまり見ることがないように思います。詳しくないのでアレですが、スフィーダってやつですかね。奥はBMWのR60。

ガレージの奥にはこういうバイクも。BSAのエンパイアスター(画像がピンボケしてますが…)。英車でもさすがに30年代ともなると詳しくはないです。

で、まともに乗れるようになってくると今度は細かいところが気になってくるというパターンで、追加の作業も依頼されて、またこんな感じで色々やっております。
トライアンフが一台も出てきておりませんが、一応当店はトライアンフ専門店です。LUCASとAMALはほぼ全英車共通ですけどね…。
- 2015/07/23(木) 20:54:59|
- バイク
-
| トラックバック:0
-
先日のピニオンギヤ破損とクランクケースのアイドラーシャフト部分の破損については、試行錯誤の上で修理の方向性が見えてきたのでひたすら突き進むのみですが…、

私の気分的にはこんな感じです。
コレ、某宗派のオバチャンがなぜか毎月当店においていってくれる冊子の今月号の表紙ですが、今の精神状態を如実に表していたので載せてみました。因みに私は無宗教です。というかピニオンギヤがあんなことになって私の目の前に迫ってくる時点で、ひとまず神はいないだろうというのが今現在の私の考えです。

さて、本日岡山からわざわざTシャツを取りに来て頂いたお客様ですが、今日はトラではなくBMW。このあたりの車両も昨今ではかなり市場価格が高騰しております。聞けばこの車両は昭和54年に購入されたそうで、それはつまり私が誕生したときに購入して、以来ずっと乗り続けているということですね。こういう方と話をしていると、「この人は本当にバイクが好きなんだろうな」 と、ちょっと感心してしまうというか触発されるというか、素直に素晴らしいことだと勝手に思ってしまいます。
姫路なんぞで生活しておりますと、見かけるバイクが殆ど米国製爆音電飾オーディオ二輪なので、ちょっと当店が浮いているというか異色というか、どうしてもそういうイメージになってしまいますね。
米国製爆音電飾オーディオ二輪に乗ってらっしゃる方はバイクが好きというより米国製爆音電飾オーディオ二輪が好きなので、きっと私とリンクするところは一切無いのだろうなとよく思いますが、それも時代の流れということでしょうか。
私のことをトライアンフ以外は興味がないと思ってらっしゃる方もおられるかと思いますが、実は結構色んなバイクが好きで乗ってみたい派なのです。正直に言ってしまうと、DAX50 (79年のアメリカンぽいやつ) とか初代スペイシー125みたいなものまで欲しかったりします。それでもって排気量が大きくなればその都度欲しいバイクが増えていきますので、実際に数えたらキリがないぐらい色々欲しかったりします。
現実的には厳しいというのが今現在の状況ではありますが、人生が一回しかないということと、年々悪くなっていくバイクの全体的なコンディションなどを考えると、なんとなく落ち着かない気分になってきます。
最近の若者はバイクに対する気持ちがハナクソみたいなやつが多いのでちょっと残念に思ったりするのですが、きっとそういう時代なんでしょうし、メーカー自体もバイクが売れないご時世なので、とりあえずそういう腑抜けた奴等は放っておいて私自身はひたすら突き進む感じにはなります。
ライフワークのことを考えると今後の人生では色んな変化が必要だなと思うこともありますが、それはまた別の話かもしれませんね。
- 2015/07/18(土) 22:02:06|
- 戯言
-
| トラックバック:0
-
さすがに今回はちょっと驚きました。見た瞬間、後ろにひっくり返りそうになりました。

クランクピニオンギヤの歯が半周にわたってなくなっています。一体何でこんなことになってしまったのか。

とんでもないものを発見してしまった…。この状態では修理不可能。

仕方がないので全分解してひとまず洗浄。

80年代のタイミングギヤアイドラー部分の構造はやや難ありかもしれません。この部分のクラックの修理は考えただけでも相当厄介です。ブッシュはキャンセルの方向でいくのが望ましいです。

見れば見るほど精神的なダメージがハンパないです。ちょっとコレは見たことも聞いたこともないトラブルです。
もはや何も信じることが出来ません。
- 2015/07/17(金) 20:47:26|
- 修理
-
| トラックバック:0
-
たまにはテクニカルな話題でもいってみますかね。
発信時、ニュートラルから1速に入れる時に 「ガリガリッ!」 というギヤ鳴りがするのはミッション的にも精神衛生的にも良くないものです。要するにクラッチの切れが悪いがゆえにそういったことになりがちなのですが、色んな要素が複雑に絡み合ったりしているので、そこらへんの改善は結構難しかったりします。

いわゆるガタなしクラッチにするためにスパイダー端面を削ってクラッチハウジングのガタを取るという手法がありますが、コレだけをやってクラッチのキレが良くなるかというとそういうわけではございません。確かにハウジングの振れは無いほうが好ましいですが、あくまで数あるポイントのうちの一つです。以前は結構ギリギリまでガタをとっていたのですが、そこまで攻め込んでやらなくても大丈夫ということが発覚したので、最近はほんのりガタありクラッチにしています。

で、わりと重要なパーツがコレ。クラッチのプレッシャープレートなのですが、意外とコイツがダメだったりしてますので要注意。精度が出ているのかどうかも良くわからないようなこんな鉄板をプレスしただけのものを細い棒で押して、全体が均等に持ち上がるだろうと考えること自体、結構微妙だったりします。

裏返してみるとセンターアジャスター部分のプッシュロッドの当たり跡が真ん中からずれている場合が結構あります。その場合、斜めに押していることになりますので、プレッシャープレートが均等に持ち上がらず振れが出てしまい、クラッチの切れが悪くなってしまいます。スプリングカップとの兼ね合いも相当ありますが、スプリングカップを交換しても良くならない場合はプレートを疑ってみることになります。勿論、センターアジャスターのプッシュロッドが当たる部分の端面が斜めっていないことも重要です。クラッチスプリングのテンションが均一かどうかも要チェックです。

あとはプッシュロッドが曲がっていないことも重要ですので、定盤の上やガラスの板の上で転がして曲がりをチェックすることも大事です。
よく、クラッチスプリングの締め込みでプレッシャープレートの振れを調整したりしますが、それはあくまで微調整で、全ての部分がキッチリしていれば各スプリングの締め込み具合はほぼ均等になります。
そのほかにもミッションに問題がある場合もありますので、クラッチがビシバシに切れるようにするのはかなり色んな要素が絡み合って結構難しかったりしますね。
ただ、全てがキッチリ組まれている場合、発信時にニュートラルから1速に入れる時、ドッグの位置がイイ感じのところならば、ほぼ無音でギヤが入ります。
歴史を紐解いたとき、東條英機がカミソリのような切れ味だったか否かは諸説ありますが、ことクラッチに関して言えばいつの時代もカミソリのように切れるのが好ましいかと思います。
- 2015/07/14(火) 20:40:09|
- 作業
-
| トラックバック:0
-
車検に関しては特に何の車種でも基本的にはやっておりますが、案外車検じゃないとやらないよな、とか思う作業もあったりします。

エンジンオイルなんかはマメに交換する方でも意外と交換しないのがフォークオイル。とんでもない色のオイルが出てきておりますが、いつから交換していなかったのでしょうか。フォークオイルって基本的には作動油なので、熱は持ちませんし、交換のスパンは長めなのですが、それ故に結構忘れがちです。自分でメンテナンスされる方でも 「オレは基本的に車検ごとに交換してるぜ!」 って人もそう多くはないと思います。

参考までにユニット・トラのルーティーンメンテナンス表を。フォークオイルは大体ギヤオイルと同じぐらいのスパンで交換になってますね。
で、フォークオイルの種類なんですが、オイルインフレームのフォークみたいなよく動くフォークは別にすると、基本的にはチョット固めのオイルのほうが乗ったときの感じが良かったりするので私はエンジンオイルを使用しております。
忘れがちなフォークオイルですがたまには交換してあげてください。
- 2015/07/13(月) 19:13:25|
- 作業
-
| トラックバック:0
-
MFバッテリーを使用する場合は、純正のセレン&ツェナーではオーバーチャージ気味になって危険なのでソリッドステートのレギュレーターが好ましいです。

つーことで、このたびレギュレーターを交換。前回ダメ出ししたマフラーも交換してよく走るようになりました。

ウィンカーリレーがなぜか6V用で点滅しなかったのでコイツも交換。

スピードメーターケーブル切れてましたが、また次回の課題ということで。

意味不明なプルスイッチも撤去。配線も極力ショートしないようにまとめておきました。本当は引きなおしたほうがいいのですが、今回は暫定処置にとどめております。過去の作業者による謎めいた痕跡が多々あるこのバイクですが、だいぶん良くなりました。

バッフルはコチラのほうが良く走るのですが、チョット爆音過ぎるのでお預かりしたもう一つのほうに交換。

こんな感じです。
リヤフェンダーとチェーンがヒットしてましたのでそこもカットしておきました。
だいぶん良くなりましたね。しばらく楽しく乗れるんじゃないでしょうか。
- 2015/07/10(金) 19:41:35|
- 修理
-
| トラックバック:0
-
Tシャツが完成して納品されました。注文していただいた方には全て連絡したと思いますが、ひょっとして抜けているのではないかということも考慮して一応お知らせしておきます。

私の分は汚れても目立たないブラックにしました。まずまずいい感じに出来上がっておりますが、私はデザインを半年前から見ているので完全に飽きています。あと今回はボディの色を選べるのとプリントも白と黒の二色にしたので、発注時の集計と発送時の識別がえらいこっちゃになってしまい、なかなか大変でした。

全然関係ないですが、ダイナモはバンドで締める部分が塗装されているとアース不良になって発電いたしませんので塗らないようにしてください。錆びるのが嫌な人はメッキするのが好ましいですかね。
とういわけでTシャツは完成いたしておりますので取りに来られる方はよろしくお願いいたします。
- 2015/07/04(土) 20:17:12|
- その他
-
| トラックバック:0
-