なんとか今年も無事に終えることが出来ました。一年間ありがとうございました。
特に当店に修理の依頼、車両購入、パーツの購入などをしていただいた方々には心から感謝しております。
そういう方々のおかげで当店は成り立っていますし、私を信頼して皆様が依頼してくださっているということを日々とてもありがたく感じております。
探究を怠ることなく、来年も精進して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
年始は1月4日からの営業となっております。
では皆様、よいお年をお迎えください。
- 2014/12/30(火) 20:04:51|
- その他
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Triumpher KAZさんからピンバッジが届きましたので、ちょっと早いですが3月8日に催されるRIOTのご案内をさせていただきます。

ピンバッジは全部で5個頂きまして、今日お客さんに一個あげてしまったので、あと4個ですが、欲しい方おられましたら店頭で差し上げます。早い者勝ちです。

名古屋ポートメッセにてOFF LINE の同時開催イベントということですが、開催場所が名古屋ということもあり、中部地区は勿論、関西、関東の両方面からの多数の参加が予想されます。非常に楽しみです。
また日にちが近づいてきたら改めてご案内させていただきます。
少し寒さが残る季節ではありますが、トライアンフにお乗りの方は是非ともご参加ください!
- 2014/12/28(日) 13:29:30|
- お知らせ
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うっかり年の瀬も押し迫ってきましたので、忘れないうちに年末年始の営業予定をお知らせしておきます。
年末は30日まで、年始は4日からの営業になります。多分30日は掃除と片付けをしていると思われます。
よろしくお願いいたします。
- 2014/12/23(火) 22:20:52|
- お知らせ
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ぬぁーーーーーーっ!!

先程、デジカメで画像を撮ろうかなと思ってしゃがみ込んだ瞬間、旋盤のこのハンドルがア〇ルに刺さって3分程もんどりうっておりました。しかし、過去に姫路市内にあるクレモト外科の肛門科で、先生(勿論男性)にフィンガーを数センチ程入れられたことがあるので、処女喪失というわけではございません。既に経験済みっちゅーことです。
痔なのではないかと疑ってそのお医者さんにいってみたわけなのですが、「痔じゃないから大丈夫、塗り薬だけ出しとくからね」 と先生に言われて、薬をもらって安堵しながら自宅に帰る途中に、クルマの中で薬袋の中身を確認するとポラギノールだったので、 「コレ、痔の薬やん!」 と一人でツッコんでしまいました。ですが、ソレを塗り続けて以後、現在までお尻のほうは特に問題ありませんので痔だったのかどうかは今もって不明です。
こういう話題を平気で書けるようになったことが、「大人になった証拠!」 とか勝手に考えていますが、そうでもない人もいると思うので一概には言えませんね。

ユニット650用コンペタイプのチェーンガードの新品を取り付けてみたという話題にしようと思っていたのですが、途中の画像をあまり撮っていなかったので、いつも以上にグダグダな感じでいってみます。
フロント側のボルトはチェーンと接触しないように旋盤で頭を1/3ほどに落としておきます。

するとこんな感じでクリアランスが出来て……ってこの画像も自分で撮っておきながらなんかわかりにくいなぁ、もう!

後ろ側はステップドボルトを使用するのが正しい選択となります。UNFとCEIの2種類があって年式で違います。

リヤブレーキライトスイッチのギボシ部分はイギリスギボシのでかいやつなので、ちゃんとそれで組みます。ジャパニーズギボシのメスなんかで無理やり組んであったりするのをよく見かけますが、当店はいつもイギリスギボシでやってます。こういう細かい部品を在庫してないのに 「当店はトライアンフも得意です!」 とか平気で言ってるお店も世の中たくさんあるんでしょうね。 (あ、性格の悪さが出てしまった…)

こんな感じになりますが、スイッチの取り付けボルトナットはイギリスのオートバイなので勿論2BAです。
リプロのチェーンガードといえど多分イングランド製なので、なかなかハイクオリティーです。純正と比べると微妙にカタチが違いますが、言われなければわからないレベルです。でも最初から黒に塗ってあったりするのと鉄板も少し分厚い気がするのでいいんじゃないかと。トライアンフってこいういうパーツがちゃんと普通に存在するのが素晴らしいなぁと思ってしまいます。
あ、それとW1Sのハンドルは本日をもって完売いたしました。ありがとうございました。
バックオーダーがたまればまた作るかもです。よろしくお願いします。
- 2014/12/20(土) 22:14:40|
- 作業
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姫路地区は一昨日の雨の後から一気に気温が下がって恐ろしく寒いですが、スカンジナビア半島の諸国に比べたら多少マシだろうと無理やり自分に言い聞かせながら作業しております。

ビビリの私は初期のカジリを恐れてカムのジャーナル部分にレッドラインアッセンブリーペーストなんか塗ってみたりしちゃってますが、効果は神のみぞ知るところなのでわかりません。おまじないみたいなものです。ブッシュ側はたっぷり気味にオイルを塗布。

というわけで寒さで来客がないのを良いことに、前画像の段階から2日で一気にエンジンを組み上げました。段取り8割とは言いますが、その段取りとやらを合間を見てやっていたので、組み上げ出すと案外早いです。内燃機加工がもっと早ければ完成ももっと早いので、次回からは内燃機屋さんを烈火のごとく追い立てることにします。
カバースクリューはポジドライブの新品を使用したので、いい感じに引き締まってます。

こちらは国内新規登録の準備に入っております。独法から書類の訂正箇所の電話があったので、明日の朝一にでも陸事に行って来ます。
このタンクのカラーリングをどこかで見たことがあるですと?そんなこと言ってはいけません。これはお客様がお決めなさったカラーリングです。
TRIUMPHの文字のところはステッカーではなくペイントで書いてあるのがスバラシイ。控えめなグレーですが、画像より実物のほうが圧倒的にかっこいいです。ミラーは車検用の仮のやつなので気にしないでください。
この2台ともう一台を寒風吹きすさぶ中試乗しなければいけないというのが、目下の課題です。
とりあえず暖かい服でも買い求めに行くところから始めなければ身体がもちそうにないです。
冬はバイクに関心が無くなってしまう人も多いですが、整備、修理は冬の間にすませておかないと、暖かくなり始めるころに全くもって間に合いませんので、そのあたりお気をつけください。
- 2014/12/18(木) 22:36:28|
- 作業
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当店オリジナルで作ったW1Sハンドルの取付後の画像がなかったので、本日岡山から交換に来て頂いた68年ボンネの画像を載せておきます。というよりオリジナルハンドル自体が半分この方のおかげで出来上がったみたいなものなので、感謝感激雨あられといったところですね。

ああ、なんかこの普通っぽい感じがとてもいいです。違和感なく溶け込み、主張しない感じがとてもステキ。

ライザー部のナロー具合でナロー番長か否かが決定するので、今日からこのバイクのオーナーは岡山ナロー番長決定。

というわけで、他にもカッコいいハンドルがあればまた折を見て作ってみようかなとは思っています。
最近、AMALグリップ以外でカッコいいグリップがあれば作ってみたいとは思っているのですが、かっこいいグリップってのはなかなか難しいものだなと一人でアレコレ考えています。どなたか英車に似合うカッコいいグリップって知らないですかねー。
- 2014/12/15(月) 21:40:13|
- 作業
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お客様のご要望でCRキャブを取り付けてみました。自分のバイクにも付いていますが、オイルインフレームにはさほど苦労せずに付けられます。今回はPREオイルインフレームなのでかなりの加工が必要でした。

すんなりついているように見えますが、各部がかなりのせめぎ合いなのと、取り付けボルト関係も要加工なので、ハンパなく時間がかかります。そして心身共にハンパなく疲れます。

フレーム及びフューエルタンクに個体差があるのか、右側コックはちょっと付きそうになかったので今回はメクラプラグを旋盤で作って装着しておきました。左側ガスコックはリザーブ付きL型に交換してあるので右は最後までガソリンが使えないということを除けば塞いでいても特に問題はないでしょう。
CRキャブに交換すれば速くなるとかいう単純なものではなく(確かに速くはなります)、始動の方法や、アイドリングの感じもかなり変わってきますし、アマルとは違う意味で気を使うところも多々あります。アマルにはアマルの、CRにはCRの良いところと悪いところがあるということですね。
さて、あとはお客さんが例のノズルを持って来てくれるので、更なる加速を体感できるのではと、今から期待しております。
- 2014/12/11(木) 22:12:00|
- 作業
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最近ブログで細かい作業のことをあまり書いていない気がします。実はまともに作業もせずに、エロサイトを観て一日を過ごしているんじゃないかと思われてしまっても困るので、今回はやや細かめに作業のことも書いてみます。あと頑張って自分でエンジンをオーバーホールしてみようと思っている方がこのブログを見ているかもしれませんので、参考になるかわかりませんが、そういう方の為にも。

カムブッシュの交換ですが、抜くときの方法を以前とは変えてみました。クソ高い特殊工具なので、ここぞとばかりに使っております。案外コッチのやり方のほうが良さそうなので、今後はこの方法でいってみようかな。

カムブッシュのオイルホールはバリがあるので必ずリューター等でバリを落とします。バリが引っかかってカムが入らなかったりすることもありますので。

元々入っていたカムのジャーナル部分が7/100ミリほど減っていたのと、少しチップも見られたので今回は新品を入れます。お馴染み3134&9989の組み合わせ。新品カムを使用する場合はカムナットがちゃんと入るかを事前に見ておかないと本組みでケースを閉じた後では少し面倒くさいことになります。

ドライブサイドはラインリーミングをするのでいいのですが、タイミングサイドはカムとブッシュのクリアランス、真円具合、ラインリーマーのアタッチメントとの嵌まる感じをボアゲージで見ておきます。規定値は純正マニュアル参照。因みに、よくヘインズのマニュアルを見ながら皆さん作業されたりしてますが、あのマニュアルはたまに嘘が書かれてあったり、数値も違っていたりしているので十分気をつけてください。それにしても自分のジャンパーの袖がとても汚いです。

ラインリーミング。トライアンフのエンジンやるなら必須。このエンジンもそうでしたが、カムブッシュを内燃機屋さんにリン青銅などで作ってもらって圧入されているエンジンがたまにあります。ただ、あまり良い結果が出ていないように思います。カムブッシュに関して言えば、純正と同じ多孔のブッシュが最適かと思います。

アイドラーのシャフトも手で触ってわかるぐらい磨耗していたので交換。英車に限らず、旧い機械はブッシュ&シャフトというところが非常に多いです。ブッシュ(軟らかい)とシャフト(硬い)においては軟らかいブッシュのほうばかりが減っていくものだと思われがちですが、実は硬いシャフトのほうもガンガン減っていきます。場合によっては硬いほうばかり減っていくこともあります。オイルシールのリップとかでもシャフトが減るぐらいですから。

ガタなしで滑らかに回るようになりました。SSTがきっちりはまることも要チェックです。
エンジンを自分でオーバーホールしてみようと思っている方の参考になったかどうかはわかりませんが、トライアンフのエンジンをキッチリやろうと思うと、マニュアル、ハンドツール、特殊工具、測定機器、その他の設備等で何十万かはかかってしまいます。それでもやってやるぜっ!っていう方、は少々のガッツも必要ですが、頑張ってやってみてください。
今回は少しマジメに書きすぎましたが、たまにおふざけモードで書いていることもあるので、今回はコレで良しとします。
※W1Sのレプリカハンドルは在庫が残り2本になりましたので、ご入用の方は早めにお願いいたします。
- 2014/12/08(月) 22:22:17|
- 修理
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カワサキW1のハンドルのポジションが非常に気に入ったので、お客様の力をお借りして作ってみました。

本物の配線中通しタイプのW1Sのハンドルから型を取りましたのでなかなかカッコイイ仕上がりになっております。
ただし本物には開いている配線通し穴はありません。ライザー部分のローレットも汎用性を考慮してなくしてあります。

ボンネのレプリカハンドルと比べると、4センチほど短く全幅は約80センチ。ボンネのハンドルより程よくプルバックしているので、大変乗りやすいかと思います。ライザー部分が非常にナローなので英車には付きますが、国産車には付くかどうかわかりませんのでご注意ください。勿論太さは7/8インチ(22.2ミリ)です。
価格は¥8500となっております。
数量限定、追加で作る予定は今のところございませんので、欲しい方は電話、メールにて早めにお願いいたします。
- 2014/12/04(木) 21:04:03|
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