Roundabout Motorcycles ラウンドアバウト モーターサイクルズ

兵庫県 姫路市 トライアンフ TRIUMPH 英車 バイク

Brit Brat Day

本日は午前9時出発で Brit Brat Day に参加してきました。天気は良かったのですが、やはり寒かったです。結構厚着していったんですけどね。

131130_104520.jpg

131130_104450.jpg

131130_112824.jpg

131130_104420.jpg

131130_104509.jpg
神戸で開催ということでアクセスも良く、距離も丁度良い感じだったのですが、田舎者なので若干道に迷ってしまいました。
こういう気軽なイベントっていうのは参加しやすくてとても良いですね。色んな方と喋れて非常に有意義な時間でした。次回も是非行きたいと思っています。
主催者である前田氏、北の椅子とのスタッフの皆様、お疲れ様でした。次回もよろしくお願いします!
  1. 2013/11/30(土) 22:45:35|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0

不在のお知らせ

明日は Brit Brat Day に参加するため昼過ぎまで不在となります。ひょっとすると昼過ぎ以降もいないかもしれませんが、私自身もわかりません。よろしくお願いします。

131129_182742.jpg
ルーカスのセルモーターはインド製。

131129_182714.jpg
分解、清掃、チェック。ブラシ等もノーダメージ。両端のブッシングにグリスアップして組付け。
私の実家は電装屋ですが、私自身もセルモーターが超得意というわけではありません。

明日は Brit Brat Day に参加のため、基本的には不在です。
  1. 2013/11/29(金) 21:21:02|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0

T140納車整備の続き

間もなくボンネのクランクとシリンダーが内燃機加工から戻って来ると思われるので、T140の続きで出来るところをどんどんやっておきました。

131128_171217.jpg
リヤキャリパーのオーバーホール。ピストン、キャリパー共にコンディションは良かったのでシール交換にて終了。鉄キャリパーは分解すると中が錆びまくっているのモノもあります。ブレーキフルードは車検時の交換が必須だと思います。

131128_171239.jpg
オーナーの希望でスイングアームも脱着してチェック。特に問題なし。綺麗に清掃した後にハイテンプグリスを塗りこんで組み付けておきました。80年以降の太いスイングアームはそれまでのモノと比べてかなりガッチリしていますので剛性感は大。

------_------~09
リヤ周りを脱着ついでにフェンダーの裏側を清掃。後はオーナーが更なる輝きを追及していくものと思われます。

131128_201452.jpg
リヤマスター分解。微妙なコンディションなので、ステンレスマスターに交換することにしました。先日、フロントマスターはO/Hでいくと書きましたが、あれから調べてみるとビッグボアのステンレスバレルのみのパーツが存在したので、もはやそれに交換したほうが後のことを考えると良いのではないかなと思ってしまいました。

とにかくT140はブレーキ周りが結構大変です。ブレーキフルード無交換で乗りっぱなしの車両や、永らく乗らずに放置していた場合、フルードに混ざった水分でかなりヤラれています。
重要保安部品なので気を付けたい所です。

特別おもしろいネタもなく、今回もまた作業のことばかり書いてしまいました。
土曜日は Brit Brat Day に行きますので少し面白いブログが書けそうです。









  1. 2013/11/28(木) 22:56:20|
  2. 作業
  3. | トラックバック:0

雨の日はプログレッシブ・ロックがよく合う

朝から夕方にかけてずっと雨が降っており、来客も少ないのでコツコツとパーツの洗浄なんかをするにはもってこいです。

131125_173157.jpg
T140の納車整備の続きです。車両自体はグッドコンディションではありますが、積年の埃、汚れは当然ありますので、バッテリーボックス、コイルマウント、どんどん外して分解、洗浄、チェック。お客様と決めたメニューに従ってやっているわけですが、最終的には車体は全バラになります。エンジンも当然ある程度やりますが。

基本的には、エンジンだろうが、外装の部品だろうがやることは同じで、分解→洗浄→チェック→手間隙かけて修理、修正、又は交換→苦労して組み込み→最終的な微調整、です。分解して洗浄してみないとわからない、気付かないことが多々ありますので、地味で面倒ですが、意外と重要です。汚いよりは綺麗なほうがいいですしね。

131125_173110.jpg
非常に消耗の少ないマークⅡのキャブです。右は洗浄後。
洗浄してジェット類も通して油面をチェックしてフロートボウルを軽く面研して例のメクラを対策してOリングとガスケット変えてみたいな感じで、やることはたくさんあります。
マークⅠに比べてゴツゴツした外観のマークⅡ。嫌いな人もいるかもわかりませんが、私は結構好きです。
他にもたくさん似たようなことをやりましたが、敢えて画像をアップするようなものは無いです。どんどん綺麗に、尚且つ良くなっていくということだけです。


閉店間際に二十歳ぐらいの大学生が「トライアンフ、すげえ!」みたいな感じで来られました。私としては、若い世代の人達は乗り物離れが急加速で進んでいると思っていたので、二十歳ぐらいの人でも興味のある人がいるということにすごく驚かされました。しかもこの辺りで。
若い世代の人達に対しては殆ど可能性を見出せてなかった今までの私でしたが、明日から考えを改めることにいたします。


一日中、YESのアルバムを聴きながらの作業。やはり雨の日はプログレッシブ・ロックに限る。








  1. 2013/11/25(月) 23:16:05|
  2. 作業
  3. | トラックバック:0

地味過ぎてわかりにくい

配線が全体的に良くないのとそれが原因で色々とトラブルが出るのではということでハーネスを全て引き直し。ついでに細かい作業。

131121_154700.jpg
基本的には後で見てもわかるようにルーカスが決めた(たぶん)純正の配線色で引き直していきます。トライアンフに使われているツートンカラーの配線は国内では手配出来ないのでイギリスから買っています。茶青とか緑白とか茶緑とか日本ではあんまり使わないのでしょうかね。

131121_154733_201311222321295d2.jpg
もぎ取った古いハーネス。後で追加された線などでわけがわからなくなってます。T140Eなどのややこしいハーネスはパーツでメインハーネスを取ってサブハーネスだけ作るほうが良いと思いますが、60年代までの車両だと全て作ったほうが良いような気がします。今回も全部作りました。

131122_204523.jpg
バッテリー付近はこれぐらいシンプルな感じで。見えるようなところはスリーブを通してなるべく線が単体で遊んでいるところがなくなるようにしていきます。

131122_204319.jpg
シンウォールケーブルを使用しているのでネック付近の配線はとても細くなります。ここが太いとカッコ悪い。一本だけ別に見えている線はETCのアンテナ線。ETCはバッテリー直で繋がれていたので、IGオンで作動するように作り変えておきました。本体はサイドカバーのポケットに。

131122_213109.jpg
クラッチケーブルはUSバー用の長いのが付いていて相当遊んでいたので長さを詰めました。アウターケーブルのエンドフェルールは加工して再利用。ちょっとしたコツと道具が要ります。
当時の写真などはどれを見てもクラッチケーブルがタンクのトンネル部を通っていますが、クラッチが重たくなるのとこすれまくってケーブルが痛むので外を通します。ケーブルが極力どこにも触れず、尚且つクラッチレバーの握りが軽くなるのが良いと勝手に思っています。

131122_213912.jpg
タンクマウントのボルトが入るところはタンク側のネジ山が少し痛んでガタが出ていましたが、ヘリサート修理するまででもなかったので、必殺0,1ミリオーバーサイズスタッドボルトを旋盤等を使って製作し、ビシッと決めておきました。ナット側はナイロンロック。作業中の画像は取り忘れていたので完成後の画像のみ。

全ての作業が完了して、「なかなか良くなったなー」と個人的には思いましたが、他人から見るとパッと見の感じで変わっているようなところがなくて、ものすごくわかりにくいです。別に速くなったわけでもないですしね。

料金的には何万円もかかっているわけなんですが、カスタムして何万円みたいなのとは全然違い、地味で非常にわかりにくく、途中から完全に作業者である私の自己満足の世界みたいな感じにもなってくるのですが、作業前より格段に良くなっていることだけは確かです。

当店は地味でわかりにくい作業こそ全力でやっています。なかなか理解されにくいところではありますが。






  1. 2013/11/23(土) 00:10:05|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

ネジの話

当店は作業中にダサいミリのボルトなどを発見した場合、その都度交換するように心がけています。見えないような所ならまだしも、思いっきり見えるところの場合、問答無用で交換します。

------_------~01
左側はリヤサスに取り付けられていたボルト。3/8ではなく死ぬほどかっこ悪い10ミリのボルトです。せめてもう少しかっこいいやつを付けてくれればいいものの、近所のモータース屋で整備され続けてきた車両は得てしてこんなもんです。即座に右側のかっこいいやつに交換しました。トライアンフ純正リヤサス取付ボルトは更にBRADLEY'Sと頭に書いてあるやつがあって、そいつを見るとシビれます。

毎回作業のネタを書いても飽きてくるので今回はこのままの流れでネジの話でもしてみようかなと。ピッチだの規格だのは説明が面倒くさいので、今回は単純にかっこいいシリーズでいってみます(あくまで主観ですが)。

------_------~04
BSCY。左からドームヘッド、普通のボルト、普通のナット、ハーフナット、二面幅ダウンサイズ、それの厚いやつ。フェンダーの取付ボルトが一番左側のドームヘッドのやつだと恐ろしくかっこいいです。ハーフナット、ダウンサイズのナットは取付スペースの都合で使ったりしますが、取り付けたときのパーツとのせめぎ合っている感じが英車っぽくてカッコイイです。イギリスインチのナットは座面のピン角がシブい。

------_------~02
UNFのナット達。左から普通のナット、セルフロック、セルフロック、ナイロンロック。アメリカインチはほとんど普通のナットではなくロックナットを使うようにしています。ボルト側が痛んでほしくない時はナイロンロックを使いますが、エキパイ部なんかは熱で溶けるので使えませんね。アメリカインチは頭の外径が小さいので、基本的にどれもカッコイイです。

------_------~07
2BAの野郎達。左からマイナスチーズヘッド、ポジドライブチーズヘッド、ポジドライブカウンターシャンク、マイナスカウンターシャンク。個人的にはポジドライブのチーズヘッドが好みか。

------_------~08
6ミリのボルトですが、こういうカッコイイやつも存在します。ポジドライブもフィリップスもそうですが、十字の一番外側がボルトの頭の外径ギリギリまでいっているやつがカッコイイです。

------_------.jpg
ワッシャー。左から線形細めのスプリング、ヘビーなスプリング、ウェーブ、ヘビーの平、外径小さめヘビーの平。場所によって使い分けますが、線形細めのスプリングと外径小さめの平はいつもニクい仕事をしてくれます。

------_------~00
航空用ファスナー。強度抜群なうえにかっこよすぎます。自分のバイクに無意味に多用しています。随分前に静岡県のジャイロキャプテンに注文していただきました。

私はネジオタクでもなんでもないのですが、ネジを知らなければ整備はできないと思っています。なのでネジのストックもなるべくたくさんするようにこころがけています。
経験上、ネジがしっかりしているバイクは全体的にしっかりしているバイクが多いと思います。

メッキの風合いや強度についても書こうかなと思いましたが、コレを読んでいる人が疲れてきているんではないかと思ってしまったので、今日はこの辺にしておきます。



(注)私はオタクでも変態でもありません。










  1. 2013/11/19(火) 22:18:40|
  2. 戯言
  3. | トラックバック:0

T140ES 納車整備

T140ESはブログに載せた途端あっという間に成約となり、ありがたい限りでございます。納車までにまだ時間があるのですが、先にパーツの段取りなどをしないといけないので、色々と調べておりました。フロントブレーキがツインディスクアロイのモデルは、マスターのボア径、キャリパーのピストン径が通常のシングルディスクモデルと違います。キャリパーは外せばすぐわかるのですが、マスターのボア径がチョイでかいやつなのかどうかを念のため先にバラして確認しました。

P1080364.jpg
バレルの回り止めのイモネジはそのままでは経年によりクソ固いのでチョット外すのにコツが要ります。
中はダストラバーが完全に溶けており大変なことになっていました。バレルの中はホーニングでいけそうです。

ディスクブレーキモデルにも関わらずブレーキフルードを交換せずに、毎回ユーザー車検で検査を通して乗りっぱなしの人もたくさんいると思いますが、危険度はわりと高めです。マスターシリンダーの中が腐って、ある日突然油圧が抜けますのでくれぐれもお気を付けください。

P1080368.jpg
全力で洗浄。

通常のT140のマスターならステンレスバレルのやつに交換したほうが良いのですが、コイツに関してはでかいボア径のものでしたのでO/Hでいきます。
ボディに対してバレルがどこの位置でも決まってしまうこのマスターは、マニュアルに従ってきっちり組まなければ作動しません。油圧ブレーキの構造を理解していない方は自分でやらないほうがいいかもしれませんね。

P1080370.jpg
モーリスキャストホイールのMマークを見て鳥肌が立つのは私だけでしょうか。

私は大好きですが、世間の評価は低めのT140。トライアンフの750はトライアンフではないと言う人もいるぐらいです。
きっちり組まれた完調のトライアンフエンジンはオイルインフレームぐらいガッチリした車体でなければ受け止めれないような気もしますが。

25歳ぐらいの時でしょうか、アメリカにある chica custom cycles に行った時、代表のチカさんは、「見た目も大事やけど、何百万もするバイクやから速くないとアカンやろ」と言いながらパンヘッドかナックルヘッドか忘れましたが、エンジンもバリバリのハーレー・チョッパーを作っていました。
なんとなくその言葉を思い出して、「確かにそうかもしれんな」と呟きながら作業をしていました。


トライアンフT140は間違いなく速いバイクだと思います。





  1. 2013/11/17(日) 21:50:17|
  2. 作業
  3. | トラックバック:0

Brit Brat Day Vol.4 "Breakfast in Kobe" のお知らせ

主催者の方からメールが届いておりましたのでお知らせしておきます。
届いたメールをそのままコピーペーストしておきました。


イベント名:Brit Brat Day Vol.4 "Breakfast in Kobe"


日時:11月30日(土) 午前9時より12時


場所:北の椅子とカフェ 
   兵庫県 神戸市 兵庫区 材木町 1-2 (運河沿い、線路の西側です。)


主旨:英国旧車や、カフェレーサーにお乗りの方、またそれらの車両に興味がある方のお越しをお待ちしております。


参加条件:今回は場所の都合により、最大で30台ほどの集まりとさせていただくこととなりました。「ぶらっと」ではありますが、事前にFacebookのイベントページでの参加表明か、メールでお名前を事前にお知らせください。ご協力お願いいたします!


参加費:ホットドッグ&ドリンクセット、¥750円のオーダーをお願いします!


Facebook Event Page

mail: info@rustless-gb.com

**


神戸では初のブリットブラット!


コンセプトは、ただぶらっと走ったら集まってしまった、というものでツーリングの目的地にするもよし、ここで集合してその後走りに行くも良し、神戸の街に繰り出すも良し、ご自由にこの集いをご利用ください。


場所は、兵庫区の和田岬。その運河沿いにある元材木加工所にて、ご夫婦で運営されている北欧ヴィンテージ家具屋&カフェです。


家具・雑貨の品揃えは素晴らしく、カフェの空間もこれまた良い雰囲気、そしてそこのご主人は英車乗りなのです。神戸に戻って来て、こんな格好良い場所があるのかと惚れた場所で厚かましくも、話を聞いて頂き今回の開催となりました。


いつもはお休みの土曜日をブリブラのためにオープンしてくださいます。ぶらっと寄ってくださる皆さんは、参加費代わりとしてホットドッグとドリンクのブレックファストセットをご注文ください。


美味しいパンとこわだりコーヒーで750yenに抑えていただけました!(他にも紅茶、コーラ、リンゴジュースがあります。)


バイクを見ながら、気軽に飲み、食べれるように希望者の方には紙コップでサーブしていただけます。(屋外席、そして屋内でまったりすることももちろん可能!ちなみに室内禁煙です。)


詳しい行き方はまた後ほどアップしますが、運河沿いのインダストリアルな感じがいいんです。



当日は、車種やメーカーによって駐車スペースを分けさせていただくことがあります、あらかじめご了承ください。



当日は、大人として、モーターサイクリストとしてマナーある行動をお願いいたします。



当日は、車種の垣根を超え、気軽に談笑出来る場となることを願っています!



まだ未定ではありますが、神戸で英車&カフェレーサー関連のイベントを開催したいと考えています。その布石としての今回のBrit Brat Breakfastですので、イベントの主旨やご意見などもお聞かせいただけると嬉しいです。


それではぶらっとお会いしましょう!



主催:Rustless Production Hiro
http://rustless-gb.blogspot.jp/


3278531765_ebd134060b_b_201311151124392d6.jpg
当日は参加いたしますので、店は不在となります。午後から戻ってきて仕事をするかどうかも微妙です。
夕方ぐらいからはひょっとすると店にいるかもしれません。よろしくお願いいたします。
  1. 2013/11/15(金) 11:26:19|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:1

ビレット・コンロッド

ボンネに使用する新たなチューニングパーツが到着。

P1080341.jpg
純正よりもかなりごつい作りのビレットのコンロッド。

P1080350.jpg
750と同じブッシュレス。ちゃんとホーニング目も入っており、新品ピストンピンがオイルをつけてヌルッと入る感じでクリアランスも最高。

P1080346.jpg
合わせが破断面?形状でビッグエンドは常に真円をキープします。

P1080343.jpg
ARP製のロッドボルト。レース界ではお馴染みの最強のボルトです。

P1080349.jpg
メタルを取り付けて、トルクをかけて真円度をチェック。感動するぐらい真円です。
現代車では普通ですが、クラシック界で精度の悪いパーツばかり見ていると、これぐらいのことでやけに感動します。

P1080351.jpg

P1080352.jpg
キャップがアルミなので純正よりごつい作りでも軽いです。

キャリロのロッドなどを含め、チューニングパーツも選べてしまうメリデン製トライアンフ。
パーツ供給も途絶えないですし、もはやクラシックバイクではない!

パーツが無いから直せない、みたいな国産マイナー旧車に乗るか、修理ついでにチューニングして末永く付き合いながらどんどん良くなっていくトライアンフに乗るか、わたしは乗って楽しめる時間がたくさんあったほうがいいと思ってしまうので後者を選択してしまいますね。


  1. 2013/11/13(水) 10:26:09|
  2. パーツ
  3. | トラックバック:0

斯くも難しきトライアンフエンジン

ボンネのエンジンに使用するメガサイクルカムが到着したので、取り付け具合を確認。このエンジンは過去に二度オーバーホールされており、カムブッシュの状態は非常に良かったためそのままいくことにしたのですが、元々入っていた純正カムが2/100ミリほど新品メガサイクルに比べて小さかったのでクランクケースを組むと案の定メガサイクルはロックして回りません。なのでひとまずラインリーミング。

P1080331.jpg
しかしながらまだロックするため少し考えてみたところ、タイミングサイド側が結構タイトな感じなのですが、リーマーのガイドとブッシュの間に1/100ミリぐらいのガタは当然ありますし、ガイドとリーマーにも1~2/100ミリぐらいのガタはあります。なので実際ラインリーマーを通してもドライブサイド側でリーマーが少し逃げてしまうので厳密に言うと微妙にラインが出てないと。

P1080325.jpg
数種類カムを出してきてそれぞれをマイクロで測ってからこれまたそれぞれをクランクケースに組んでみて良い感じのやつとメガサイクルを比べてみてタイミングサイドのカムブッシュをどれぐらいホーニングすれば良いかを考え、フレックスホーンでホーニングし、さらに組んではバラしを数回繰り返して良い感じに仕上がりました。数えてませんがクランクケースを組んではバラしの作業、10回ぐらいは行っています。

P1080324.jpg
リーマーの先端は少し刃が落としてあることから一番奥までリーミング出来ませんので、念のためエキゾースト側だけカムギヤを付けてチェック。イン側はブリーザーディスクバルブのスプリングでカムがタイミング側に押し付けられているので問題ないです。

P1080333.jpg
クラッチのガタを取る作業。スパイダーを旋盤で削ってダンパーユニットのインナープレート側との兼ね合いを調整しクラッチハウジングのガタを取っていきます。全て新品で組んでもダンパーユニット内部でスパイダー自体も0.1ミリほどスラスト方向にガタがあるのですが、スパイダーに対してダンパーユニットは外側に行こうとする力がかかるため、スパイダーとインナープレートが完全に密着した状態でクラッチハウジングにガタが無いのが正解かなと個人的には思っています。

P1080339.jpg
ダンパーユニットのインナープレートとスパイダーは相当な磨耗がありましたので交換。ですがカクンターシャンクで止めるユニットアーリータイプのインナープレートが入手困難になりつつありますので、今後はレイトタイプ、スルーボルトのやつでアッセンブリー交換になる可能性大です。

P1080338.jpg
クラッチハウジングは所々欠けており、長年の使用に疲れた様子です。


トライアンフは構造が簡単なので誰でもバラして組める、みたいなことをよく耳にしますが、オイル漏れ漏れでウィークポイントを見逃してメカノイズだらけのエンジンなら確かに誰でも組めるような気がします。

私自身、日々研究をして予算の許す範囲で出来る限りの改善を行っていこうと思っていますが、完璧なトライアンフのエンジンが組めるようになるまで一生かかると思います。いや、一生では時間が足りないかもしれませんね。まだまだ人に威張れるほどのものではございません。



国立トライアンフ研究所みたいなのがあって、そこに公務員として勤務するのがベストなのですが、そんなものは存在しないので自力で頑張っていくしかありませんね…。

  1. 2013/11/09(土) 23:23:08|
  2. 作業
  3. | トラックバック:0

TIGER100 GRAND PRIX

TIGER100 GRAND PRIX 販売車両です。 SOLD OUT!

P1070761.jpg

P1070758.jpg

P1070768.jpg

P1070773.jpg
私の私物で何年か前にイギリスから輸入したものです。興味のある方がおられましたら譲ってもいいかなという気分になってきました。私物なのでこのまま渡しみたいなのもOKです。もちろん整備渡しも出来ますが。GPレプリカはイギリスでもあまり売りには出てないですね。

価格、詳細につきましては、電話、メールにてお問い合わせください。
  1. 2013/11/05(火) 20:50:16|
  2. FOR SALE
  3. | トラックバック:0

プッシュロッドチューブ

OHVエンジンであるトライアンフには当然プッシュロッドが付いておりますので、ハーレーなんかもそうですが、プッシュロッドチューブという筒みたいなパーツがございます。

P1080316.jpg
長年にわたって同じ様なエンジンを作り続けたトライアンフですが、年式によって様々な形状のプッシュロッドチューブが存在します。
ユニットだけでも~65までの下部が皿をひっくり返したような形状のモノ、66~68あたりまでの下側にショボイ受け皿が入るもの、69~79までのチューブ下部のインナー側にOリングが入るもの(途中上部の形状が変わり、750はショートロッドなので短い)など様々です。80~も形状が変わりますし。当然タペットブロックも年式によって形状が違います。

昔はどうだったかよくわかりませんが、最近ではOリング及び角断面Oリングも素材そのものがフッ素やクロロプレン素材のものが使える環境にあるので(ニトリルは基本ダメ)、オイル漏れはほとんどしなくなったように思います。というかショップの人間が相当気を使っていますし、私自身も仮組みをしてサイズの選定をしっかり行うようにしています。

個人的には上部に角断面ではない普通の形状のOリングが採用される60年代後半以降のものが、ヘッド側のザグリも深くなっているものが多く、オイル漏れしにくいイメージがあります。そしてヘッド側のザグリがかなり重要だったりもします。

ただしトライアンフのエンジンは長く作っていたこともあり、互換性が相当高いので、色んな年式のパーツがごちゃ混ぜで組んであるものも少なくないです。タペットブロック、ヘッド、プッシュロッドチューブを総合的に判断し、最良の選択で組み込む知識が必要不可欠ではないかと思っています。一見どうでも良さそうなところに死ぬほど時間をかけることが、より良いものに仕上げるために最も重要なことだと私は思っています(採算は全く合いませんが)。

この辺りのノウハウは組む人によってそれぞれの考え方があると思いますし、人によって「この年式の組み方が好みだな」みたいなのはあると思います。

まあ興味の無い人にとってはどうでもいいような色々と細かいことを書きましたが、要するにどこにも負担が掛からず、オイルが長きにわたって漏れてこないのがとにかく正解なのではないかなーということと、ショップの人は一所懸命やってますよーというお話です。

以上!

  1. 2013/11/04(月) 23:58:09|
  2. 作業
  3. | トラックバック:0

Brit Brat day vol.4 'Breakfast in Kobe'

Brit Brat day vol.4 'Breakfast in Kobe'のお知らせです。

11月30日(土)
午前9時より12時まで

場所:北の椅子と

英国旧車を主とし、カフェレーサーにお乗りの方、またそれらに興味がある方のためのイベントということです。

主催者の方から詳しい情報が入りましたら、再度ブログでアップしようと思っています。

現在私のバイクは車検が切れているので、それまでには何とかせねばと思っています。車検整備はしたんですがね。

3279349030_03d512b9fa_o_201311022104558e7.jpg
例によって画像なしでは寂しいのでテキトーに載せておきました。海の近くでのイベントですが、たぶんこんな感じではないと思います。
  1. 2013/11/02(土) 21:12:43|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0

プロフィール

Roundabout

Author:Roundabout
兵庫県姫路市にてトライアンフを中心としたクラシックバイクを展開。

〒670-0049
兵庫県姫路市元町113-1 
元町西ビル104

営業時間11:00~20:00
定休日 水曜日

電話&FAX
079-227-2871

メールアドレス
roundabout@gaia.eonet.ne.jp

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (9)
準備 (7)
修理 (79)
バイク (15)
ガッデム! (3)
作業 (86)
お知らせ (70)
イベント (19)
その他 (22)
戯言 (23)
パーツ (14)
FOR SALE (4)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR