去年の暮れからエンジンばかりやっておりますが、続く時は続くもんですね。

遠方よりT140VエンジンのO/H。
T140系はエンジンの中身がコテンパンなヤツはあまりないですね。コチラもなかなか良好。

全体的にドロドロだったので鬼洗浄して綺麗にしておきました。
このエンジンを入れると組まなければいけないエンジンが7機…。
頑張れ、オレ(と、アールテック)。
- 2019/01/25(金) 20:24:34|
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続くときは続くエンジンの修理

これ以上のスラッジは危険レベル。今がまさに開け時。

50年分のオイル漏れでマウントスタッドもこんな感じに。
歴史を感じるので洗浄するのはもったいないですが、綺麗に洗浄しました。
洗い物し過ぎて手がヤバい。
別体腰下のみ修理3機、ユニットフルO/H2機、コマンド1機、 同時進行。
頑張れ、オレ。
- 2018/12/14(金) 20:37:46|
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最近、エンジンの修理が重なっており、やや混乱気味です。

ここまで汚いクランクもなかなかお目にかかれません。

外側が非常にヤバい。

分解時は工具も当然汚れますので後で洗浄必須。

気合の洗浄で綺麗になったと見せかけて微妙に取り切れてない汚れがあったりとかしてこの後もう一度鬼洗浄。
頑張れ、オレ。
- 2018/12/14(金) 20:28:18|
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トライアンフのエンジンを修理する時、フルO/Hするに越したことはないのですが、色々な事情により若干中途半端なO/Hになったり腰上のみO/Hになったりすることがあります。
色々な事情の99%は金銭的な事情なんでしょうが、私にはどうすることもできませんのでZOZOの前澤さんにでも頼んでみてください。なんとかなるかもしれません。

腰上のみやるのかフルでやるのかは一つの分岐点ではありますが、スラッジチューブの中がてんこ盛りになっているのを見ると、フルでやっておいて良かったね!ということになります。これだけスラッジが溜まっている状態で腰上のみの修理をした場合、未来はそんなに明るくありません。ただ、こんな状態なのかどうかはクランク単体にしてフタを開けるまで分からないので判断が難しいのです。

きれいな状態のスラッジチューブと比べると一目瞭然。

ちなみにオイルの通り道としては、クランクシャフト先端のこの穴から入り…、

この付近にある穴から出て…、

スラッジチューブのこの穴を経由してビッグエンドにオイルが供給されます。

このクランクシャフトに関してはほぼ塞がりかけてるのではないかなと思いますが、その結果がこの摩耗ということでしょう。
やはりエンジンオイルはマメに交換することが長寿命の秘訣ですね。
あと、整備履歴のよくわからないエンジンは腰上修理のみだと後で地獄を見る可能性があるので、やはりフルでやっといたほうが賢明かもしれません。
迷った場合は私ではなくZOZOの前澤さんに相談してみてください。
- 2018/11/04(日) 20:50:21|
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今年の夏の猛暑は過ぎ去り、いつの間にか過ごしやすい季節になりました。
もう二度とあんな暑いのは御免被りたいところですが、どうせまたやってくるでしょう。
2030年に氷河期がくるそうですが、私的にはかなり期待しています。

ユニット650のフロントフォークスプリング。製造から50年ほど経っていますので、疲労で全長は縮み若干曲がっています。
別体、ユニット問わずフォークスプリングはヘタってきているやつもかなりあります。見た目で悪くなければ意外と交換せずにスルーしてしまうところですが、交換することで本来のパフォーマンスが引き出せます。
交換の際、ノーマルレートのスプリングとサイドカーとコンペ用のヘビースプリングがチョイスできますが、マイルドがお好みの方はノーマル、ヘビーはそんなに滅茶苦茶硬いわけではないので硬めがお好みの方はヘビーがいいと思います。
フロントフォークが良くなるとバイクが速くなった気がします。
実際に速くなるわけではありませんが、速く走ることが可能になります。
- 2018/10/15(月) 19:48:20|
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