Roundabout Motorcycles ラウンドアバウト モーターサイクルズ

兵庫県 姫路市 トライアンフ TRIUMPH 英車 バイク

裏目に出る

良かれと思ってやっても結果として悪い方向に行ってしまうことがたまにあります。いや、結構あるな。
いわゆる裏目に出るというやつですが、この仕事の場合はバイクのいたるところにブービートラップ的な罠が仕掛けてあるのでまんまとひっかかることがよくあります。

P1050450.jpg
キックアームの可動部分のボルト、グリスアップのために外そうと思ったら根元からボルトがネジ切れました。これぞ裏目。
何とか折れた部分を取ろうと足掻いてみましたが、途中で心の糸が切れて取るのをやめました。


人生の時間というのは限られているのだよ。錆びて固着した折損ボルトを取っている場合ではない。



二枚の画像のものは差し替えた中古品ですが、元々付いていたやつよりはるかに奇麗なので無料交換ということで勘弁していただきました。

P1050448.jpg
キックアームも年式で長さ等色々違いますが、実は60年代途中からのいわゆる一番長いやつも70年代では少し根元の形状が違うというどうでもいい情報も付け加えておきます。今回の差し替え分は年式マッチングパーツです。
ちなみに、リプロのキックアームはキックするたびに少しずつ曲がっていくやつがあるのでご注意ください。
裏目に出ても前を向いて進んでいくことが大事ですね。

P1050446.jpg
全然関係ないのですが、あられのセットが送られてきました。ありがとうございます。
ボルトを折るような人間でも感謝されることがあるのかと思うと感無量です。
ですが、発送元がアマゾンで差出人が不明のため、誰にお礼を言っていいのかわかりません。
アマゾンに問い合わせましたが、顧客情報保護のため教えていただけませんでした。
このままにしておくのもアレなので、送っていただいた方はお手数ですが何らかの方法でご連絡ください。
よろしくお願いします。










  1. 2018/06/12(火) 20:56:35|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

ユニット650も初老の域

持病の腰痛がどうも良くならないのと先週ひいた風邪も今週まで引きずってなかなか回復しない。
年齢的にもう若くはないのでそんなものかと若干諦めてはいますが。
今年の夏は3000メートル峰から富士山眺める予定なのにこんなことで大丈夫か。

P1050442.jpg
70年ボンネのフロントタンクマウント部分が見事に外れていますが、ココってこんなことになるんですね。
タンク側が玉砕するのはよくありますが、フレーム側が崩落とは恐ろしい。
別体の後ろ側のタンクマウントブラケットが折れているのを何度か見たことがあるので、ユニットでもなるわな、そりゃ。
最近、このマウント方法のタンクにガソリン半分以上入れたら必ず重みでどこかがぶっ壊れるのではないかと、わりと大マジメに思っています。実際はそんなわけにもいかんので皆さん8割ぐらい入れていると思いますが。

P1050444.jpg
位置決めのために点付けで溶接した後にロウを流し込んで付けてあるという構造。
基本、オイルインになるまでのフレームの継手箇所は、鋳物ラグにパイプを突っ込んであり、その部分は大体このやり方でひっつけてあります。
長年のエンジンから発する振動、マトモにオーバーホールされていないオイル漏れまくりヘタりまくりのフロントフォークと腐りきったリヤサスでの過積載キャンプツーリング。そのうちフレームがバラバラになってしまうのではないかと思うと夜もおちおち眠れません(T140のオーナーはぐっすり寝てください)。

初老のオートバイ達には適度な優しさと定期的な健康診断が必要かもしれませんね。








  1. 2018/05/28(月) 20:13:14|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

そんなところに拘る?

この仕事をやっていると、アレがあればもっと良くなるのにな、ということが日々ありまして、そのことが頭の片隅にずっと停滞しています。

P1050383.jpg
最近のレプリカLUCASテールランプですが、配線がヘボ過ぎて振動でギボシのカシメ部分の根元でブチ切れてしまいます。
ジャパニーズギボシだとスリーブで配線と端子が全体的に覆われるので大丈夫なのですが、イギリスギボシだとスリーブで全体が固定されないのであっけなく千切れてしまいます。ただ、この部分は見えるとこなので出来ればイギリスギボシでやっておきたい。
配線の色もLUCASのカラーではないので気に入らないところではありました。

P1050384.jpg
ただ、この電球ソケット部分の端子が一般的には手に入らず、端子がない=配線が変えれない、という何とも歯がゆい状況が何度もありました。
随分前に結構探したのですが、いくら探しても見つからないので半ば諦めておりました。

P1050387.jpg
しかし今回はハーベストムーン吉田氏の粋な計らいで端子をゲットすることが出来、この部分の修理が可能になりました。
吉田氏の話では、やはり一般的には入手困難とのことでした。かなり特殊ルートでのみ入手できます。
この端子に鋭く反応するのはアナタぐらいですよ、と吉田氏に言われましたが、他の店は困ってないのか?と疑問に思いました。

P1050390.jpg
LUCASカラーで修復完了。メインハーネスが純正カラーならば、誰が外しても間違わんでしょう。
もちろん屈強で銅線タップリ、でも細いという当店で使っているシンウォールケーブル。値段は高いけど最高の配線。

P1050392.jpg
PVCスリーブも通してスマートに、尚且つギボシの根本は念のため収縮チューブで補強。コレで問題ないでしょう。

細かいところにばかり拘り過ぎて懐を圧迫し、店が潰れる日もそう遠くないのでは、とよく思います。



  1. 2018/02/24(土) 21:26:47|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

世の中はそういうものなのかもしれない

雑誌に騙され、インターネットに騙され、最後は人に騙される。
まあ生きてればそういうこともあるのかもしれませんね。

P1050346.jpg
諸般の事情により車両全体の画像はとても載せれませんのでズーム画像のみでいってみます。
「クラッチは入念にやった」 とてもそんな風には思えませんが、個人差があるのでしょうか。

P1050350.jpg
とりあえずこういう旧式なものは当店では使用しません。進化系にしていきますので。

P1050354.jpg
すり減ったバックプレートゆえのガタの多いクラッチ周辺。なるほど、入念にダンパーラバーは交換してありますね。
1BAのカウンターシャンクスクリューはいとも簡単に緩みましたが、そんな締め方では後々大変なことになります。

P1050357.jpg
気づかなかったのか、わざと放置したのかは知りませんが、危ない所ではあります。

P1050360.jpg
とりあえずギリまで根元をほじくって危うい感じだけは回避しておきましょう。

P1050361.jpg
スリーブを通して根元は最後にシリコンで固めて、しばらくは大丈夫なようにしておきました。

P1050368.jpg
ロッカーボックスの隅の1/4ボルトが入る部分ですが、ネジ山がズタボロです、しかも4か所共。
画像ではわかりにくいですが、察するに元々BSFの所にUNCが入れられて、再度BSFがぶち込まれた感じです。
これは確信犯。まさかBSFのヘリサートを持ってなかったとか?エンジン全分解してますよね?
気づかなかったとしたらそれはそれで問題ありですよ。
他にもツッコミどころはたくさんありましたが、めんどくさいのと呆れてくるので割愛します。
オーナーは相当なお金を払って車両を購入されてます。リヤのブレーキシューぐらい交換しといてあげれば。

多分この作業をした人は当店のブログなど見てないでしょうから、何食わぬ顔して生活してるでしょう。

もし見る機会があって気づいたのであれば、多少なりとも反省していただければなと思います。







  1. 2018/02/13(火) 19:57:36|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0

骨董品レベルです

最近はクラシックバイク本体も高いですが、メーターなんかもビックリするぐらい高価なものになっております。
クロノが高いのはわかりますが、マグネティックまでまあまあの値段という世の中です…。

P1050305.jpg
盤面とトリップノブの交換でクロノを分解。
餅は餅屋、メーターはメーター屋かと思いますが、そこまで難しい作業ではないので私がやっております。

P1050307.jpg
トリップノブは過去に折れたのか、短くて尚且つハンダ盛々だったので交換。
盛ってあったハンダが邪魔で外れなかったので削って外しました。

P1050312.jpg
塗装がボロ過ぎたので、一旦下地を出してから密着材を塗布して塗装。綺麗になりました。
実は塗装が一番時間がかかりました。結構面倒くさいんですよ、とアピールしたいところですが、簡易で塗装したわりには綺麗になったので良しとしましょうか。
マウントボルト部分も修正してナットもリニューアル。ここのネジの規格が一体何なのかわかっていない人が多いのか、よく傷んでるのを見ます。ココのネジ山が終わると大変面倒なことになるので気を付けてください。


骨董品レベルの高価なパーツ達は大事にしましょう。






  1. 2017/12/09(土) 21:16:25|
  2. 修理
  3. | トラックバック:0
次のページ

プロフィール

Roundabout

Author:Roundabout
兵庫県姫路市にてトライアンフを中心としたクラシックバイクを展開。

〒670-0049
兵庫県姫路市元町113-1 
元町西ビル104

営業時間11:00~20:00
定休日 水曜日

電話&FAX
079-227-2871

メールアドレス
roundabout@gaia.eonet.ne.jp

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (9)
準備 (7)
修理 (93)
バイク (15)
ガッデム! (3)
作業 (91)
お知らせ (82)
イベント (21)
その他 (24)
戯言 (27)
パーツ (16)
FOR SALE (8)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR