Roundabout Motorcycles ラウンドアバウト モーターサイクルズ

兵庫県 姫路市 トライアンフ TRIUMPH 英車 バイク

暑い夏には

店内の平均気温が毎日34度ぐらいありますが、本日は35度を超えておりました。各地で猛暑が続いておりますが、かろうじて私は生きています。その日の作業が終わると一秒も店内に居たくないのですが、ブログも書かないといけないので嫌々書いております。

「暑い夏には悪魔がやってくると村の老人たちが言っていたわ」

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今のところプレデターはやってきておりませんが、T140のヘッドボルトにロックタイト高強度ガチ塗りでヘッドボルト折損&ヘッドとシリンダーが外れんぞ、ボケナス!事件は起こりました。暑い夏は何かが起きるってことか!?
地面に転がっているのはスナップオン超ロング殺人ブレーカーバーですが、ヘッドボルトはコイツを使ってやっとこさ緩めることができるレベルでした。
破壊トルクは20kgmぐらいだったような気がします。因みにヘッドボルトのトルクは2.5kgmです。

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一本折損、もう一本曲がりましたが残りはなんとか外れました。

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とりあえずシリンダーとヘッドが引っ付いたままで一旦外し、前回同じような地獄に陥った時にジグを作ってあるので、ソイツでもって分離。
なぜこんなことになっているのだろうか。当店で二度目、グラッドストーンでも過去に二度ほどあったという報告は受けておりますが、マジで勘弁して欲しいです。

自動車なんかですとヘッドボルトは角度締めすることが多いため、各ボルトのトルクを均等にするためにエンジンオイルを薄く塗布とかってマニュアルに書いてあったりします。普通はそういうもんです。

ヘッドボルトにロックタイトを塗ってはいけません、次に作業する人が地獄なんで。マジでダメですよ、マジで。



  1. 2016/08/08(月) 21:40:43|
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危ういバランス

ルーカス。
プリンスオブダークネスではありますが、英車にとってコイツとは切っても切れない仲だったりします。

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最近、ルーカスがやる気を出してきている、というかおそらく以前にルーカスのモーターサイクル用パーツの権利を持っていたV社がやる気がないので権利がW社に移行し、豊富な資金力にモノをいわせて新商品もバンバン出しながら製造しているのではないかと推測しております。

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カタログなんかもやる気を感じますが、つまるところ何が言いたいかと言うと、今回はオルタネータの発電系について個人的に気になったことでも書いてみようかなということです。ダイナモに関しては根本的に内容が変わってくるのでまた別の機会にします。
んなこと知ってるよって人はスルーしてください。

60年代から70年代にかけてよくみかけるオルタネータステータコイルのシングルフェーズRM21、スリーフェーズRM24ですが、当店でも確かによく使っていて、あまりハズレパーツにあたるようなこともなかったりします。
で、当店の場合はレクチファイア&ツェナーダイオードはやめてソリッドステートのレギュレータを使うことが多いのですが、実はこのあたりを新品に交換したとしても車両の電装類とのバランスが結構重要で、なんならそのバイクに乗ってる人の普段の乗り方とかもかなり影響してきます。
ヘッドライトなんかをカスタムしてH4の55/60Wのバルブを入れて夜ばっかり乗ってたりするとバッテリーがあがったりします。消費電力に対して発電量が追いついてなかったりするわけですが(乗り方にもよる)、じゃあ発電量を多くするために16AのRM23やセルモデル用RM24ハイアウトプットバージョンの14.5Aを入れれば解決するかというとそうでもなかったりします。

問題はバッテリーです。バッテリーは電源だと思っている人が大半だろうと思いますが、もちろん電源という側面もありますが、どちらかというと緩衝材の役目だと私は思っています。発電された電気を一時的に受け止めているクッションのようなものです。
ユニットトライアンフの場合、最低でも7Ah、推奨9Ahのバッテリーを使うわけですが、この容量に対してRM23や24ハイアウトプットはバッテリーのクッション能力を超えて若干過充電気味になったりします。じゃあもっとでかい容量のバッテリーをということになりますが、バッテリーボックスに入らないので無理だったりします。ちなみにT140ESセル搭載モデルはもともと14Aのバッテリーが入っており(でかいバッテリーを入れるためにシートベースの形状も違う)14.5Aのオルタネータが入っています。

最近では小型軽量のリチウムイオンバッテリーもありますが、13.5Vぐらいかけてやらないとバッテリー自体に充電しないので気をつける必要があります。RM21のままでバッテリーだけリチウムイオンというのは全く充電されていなかったりするわけです。
あと、ハイアウトプットのオルタネータに交換した場合、それに対応したレギュレータを使用する必要があります。RM21の場合だと120W対応のレギュレータで十分ですが、ハイアウトプットの場合は200W近い容量のものが必要になってきます。

ハイアウトプットのオルタネータでもレギュレータが付いてたら過充電になんかならないでしょうと思った人もいるかもわかりませんが、ソリッドステートレギュレータの中にもツェナーダイオードが入っており、そいつがある一定の電圧を超えると逆流してトランジスタのベース電流が流れ、サイリスタで回路をショートさせて電気をオルタネータに戻して相殺するという仕掛けなので、そのスッチングまでに過充電になってしまっているように思われます。それとレギュレータが作動しているときに本体が熱を持つのは過剰な電気を熱エネルギーに変えて放熱しているとかではなくて、内部部品の作動による熱です。レギュレータ内部の部品は熱に弱いので、取り付けは風の当たりそうなところか、まわりに空間があるところが望ましいです。オルタネータとレギュレータ間の配線は非常に大電流が流れているのでコネクター部の接触不良なんかにも気をつけたいところです。

あと、別体時代の6Vの場合はレクチファイアのみでレギュレータが付いていなかったりするわけですが、ソレに関しては、バッテリは一定の電圧以上にはならないという特性を活かした仕様で、バッテリー自体がレギュレータの役目を果たしています。なので6V車にはやたらでっかいバッテリーが搭載されていたりします。

ルーカスRMシリーズのオルタネータは永久磁石であるマグネットローターがグルグル回って常に発電しているので、灯火類、バッテリーを含めたトータルバランスが重要になってきます。発電しないのも困りますが、し過ぎてバッテリーが爆発するのも困ります。
あと乗り方なんかも影響してきて、結構回して乗る人が昼間しか乗らなかったりするとレギュレータが常に作動しておりレギュレータ自体の寿命も短かったりします。

ではクラシックバイクではなく、普通に街中を走っている自動車なんかは大丈夫なのかといいますと、そもそもオルタネータの構造が違うの大丈夫だったりするわけです。
自動車のオルタネータは永久磁石ではなく、ブラシからスリップリングを介してロータに電気を流して磁化させるという方式をとっており、バッテリーの状態をモニタリングしながらロータに流す電流をICで制御して発電量をコントロールしているので(E3Lとかのダイナモも基本的にこの方式)、どこにも負担がかからないというわけです。

長々と書いてしまって、途中で自分でも何を書いているのかわからなくなってきましたが、まあ、ルーカスとは切っても切れないくされ縁ということで、難しいことも色々とありますが、発電系のバランスを大事にしつつ、周りの友人、知人、会社の上司部下、家族、恋人などとのバランスにも気を使いながら末永く楽しみましょうということだったりします。





  1. 2016/02/23(火) 22:51:07|
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信用

以前にヘッド単体での作業依頼でバルブ、バルブガイド交換、シートカット、擦りあわせという内容でやらせていただいたヘッドがありまして、慣らし運転中にバルブが抱きついたという報告を受けたのでとにかく一度返却していただきました。

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見事にカジっておりますが、当店ではこのバルブとガイドのセットアップ及びクリアランスで抱きつきが起きたことはなかったので、ちょっと原因不明です。EX側が酷かったのですが、4本共アウト。

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可能性としてはパーツの不良も考えられなくはないので、一部、仕様を変更してもう一度やり直します。
外注作業ではありますが、外注から戻ってきたものを最終チェックして出荷してもこういったことは起こってしまうということです。
ただ、いくら外注作業とはいえ、お客様に迷惑がかかってしまったという事実に変わりはないです。パーツの選定は私が行っていますし、当然、窓口は当店なので、全責任は私にあります。結果を真摯に受け止めて全て保証という格好でやらせていただきます。

今回のケースに関しては私の説明不足もあったのではないかと反省しております。バイクという媒体を介していますが、最後は人対人です。信用がなければ何一つ成り立ちません。今後はこういったことが起こらないように細心の注意を払ってやっていきたいと思っております。






  1. 2015/05/16(土) 20:58:32|
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立ち上げときました

70年TR6はやっとこさリムが届いたので、スポーク共々組んで振れ取りしてタイヤ付けて立ち上げておきました。

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正直に言いますと、私の場合はリムの振れ取りに結構時間がかかってしまうのですが、最終的には縦横0.5ミリ以下の振れなのでまあいいんじゃないかと思います。しょっちゅーやる作業ではないので時間がかかったりしてしまいます。
過去に3分で振れを0.5ミリ以下にする達人の作業を真横で見たことがありまして、その方はメーカーの下請けの工場の社長さんなので上手くて当たり前なのですが、多分一生かかってもその域に達することは無いだろうとその時思いました。

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新しい部品を組んだ場合、基本的には信用していないので大丈夫か見ておきます。

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この辺は純正なので、優秀ですね。

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リペイントした場合、リヤのスプロケット取り付け面やハブとドラムの取り付け面は、塗装を剥がしてから組まないとボルトが緩んで吹っ飛ぶ恐れがありますのでご注意ください。

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とりあえず外装のフィッティングも見ておきました。タンクも塗装にいけそうです。

明日からはエンジンのほうに移っていきます。


  1. 2014/11/20(木) 22:56:34|
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タイヤのチョイス

オランダ代表の破壊力が凄過ぎて圧倒されております。ヨーロッパ予選はまずまず良くて、本大会に入るとイマイチなイメージが強いオランダですが、今回はちょっと違うようです。フリット、ライカールト、ファンバステンがいた頃の強さを感じますね。

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ヨハン・クライフは 「空飛ぶオランダ人」 と呼ばれてましたが、スペイン戦のファン・ペルシーのヘディングシュートはまさに 「オランダ人が空を飛んでいる!」 と、感じさせるものでした。
因みに、デニス・ベルカンプは飛行機が大嫌いだったため、 「飛ばないオランダ人」 と呼ばれていたそうです。

さて、余興はこの辺にしておき…、

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T140のタイヤをALL STATEに交換してみたらこんな感じになりました、というお話です。お客様チョイスのこのタイヤですが、昨今はビンテージパターンのレプリカタイヤがたくさん出ておりますので、トライアンフに履かせているのもちょくちょく見かけますね。

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フロントはこんな感じ。3.50-19です。ハイトが高くモチっとした感じになりますが、一応は純正フェンダーも付きます。

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リヤ4.00-18。フロントほどはモチっとしたイメージはありませんが、あんまり太過ぎるとチェーンガード、チェーンに接触する可能性があるので、これぐらいがいいかもです。

タイヤ選びは相当個人差がありますが、自分の走りに照らし合わせて選ぶのが最も良いかと思います。

私の場合、このタイヤだと転倒の可能性がありそうですが…。




  1. 2014/06/19(木) 23:33:46|
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兵庫県姫路市にてトライアンフを中心としたクラシックバイクを展開。

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